おはこんばんちわー!
橘由奈です(‘◇’)ゞ
今回も、橘さんがボランティアで参加している
小学生に聞かせる『朝の読み聞かせ』活動にて使用した
絵本の紹介をしていきます。
昔からお馴染みの絵本や、最近出版された面白いものまで紹介していきますので
最後までお付き合いいただけると幸いです~。
また、同じように読み聞かせのボランティアや、
子供に絵本を読ませたいけど、どれがいいか迷ってる。
この絵本ってどんなお話なの?反応は?かかる時間は?
などなど、色々な観点からご紹介できれば幸いです!
それではどうぞ~
おばけのもっくんとねっちゅうしょうおばけ
本日紹介するのは、教育画劇が制作を行っている紙芝居
『おばけのもっくんとねっちゅうしょうおばけ』をご紹介です!
※表紙画像を押してもらえればそのままAmazonのページに飛べます
文:あくざわめぐみ
画:あくざわめぐみ
制作:教育画劇
読み聞かせ時間:約10分程度
あらすじ
ある日おばけのもっくんは友達のおばけたちと一緒に
『ねっちゅうしょうおばけ』を探しに人間の世界へ向かいます。
人間界に到着したおばけたちは
到着するなり、もっくんを置いて
『ねっちゅうしょうおばけ』を探しに行ってしまいます。
ひとり取り残されてしまったもっくん。
すると、背後の草むらから「ガサガサ」と音がします。
ねっちゅうしょうおばけかもしれない!
そう思ったもっくんは
ずっと探していたねっちゅしょうおばけを捕まえ・・・
あれ?君はだれ?
草むらから現れたのは小さな女の子。
ねっちゅうしょうおばけってどこにいるの?
もっくんは少女に導かれてねっちゅうしょうおばけを探しますが・・・?
子供たちの反応・橘感想
子供たちから紙芝居の人!と覚えてもらいたくて
この日も紙芝居を選択しました!
1年生~3年生まで読み聞かせをしたのですが、
やはり低学年。
楽しそうに紙芝居を聞いてくれました( ;∀;)ウレシイ…!
おばけのもっくんは雲みたいにふわふわしていてピンク色
とってもかわいい見た目をしているので、
女の子たちが「かわいいー!」と声をあげる場面もありました。
もっくん、ほんとうに可愛いんですよw
変幻自在で何にでも返信出来るんですけど、
その返信した姿を見て、子供たちは色々な声をあげていました。
紙芝居の最後には、お話を来てくれた『君』とお約束をするのですが、
紙芝居を読み終わった後で、みんなと読み手の私が再度約束をしました。
▼外に居て体調が悪くなったら、先生に言いに行くこと
▼飲み物をしっかりと取る事
こんな感じの事を伝えると、うんうん、と頷いていて
その姿が可愛いなあ~、なんて思っちゃいましたw
最近(2023年夏)はすごく気温が高くて驚きました。
更に、春の終わりごろから既に気温が高くなってしまって
子供たちは真っ赤な顔をして遊んでいる様子を見ることも多かったです。
夏は虫取りや川、海、山、遊園地など色々な場所で楽しめる時期ですが
暑すぎて熱中症で倒れる大人も多くいます。
地面からたった1メートルほどしか離れていない子供は
アスファルトから近い位置にいるため、
大人よりも暑さの影響を受けやすいですよね。
でも、熱中症ってどうなるってこと?って
言葉で説明しても難しい学年なんですよね、低学年って。
そんな子供たちに、大きな絵で目から情報を入れることによって
少しは伝わってるといいな~、なんて思ったりしながら読んでました。
おたんじょうびおめでとう
続いて紹介するのは、童心社から出版されている『おたんじょうびおめでとう』です。
※こちらの紙芝居は現在販売されていないようです・・・。
橘は図書館で借りました。
文:いしいつとむ
画:いしいつとむ
制作:童心社
読み聞かせ時間:約4分程度
あらすじ
今日はおばあちゃんの誕生日。
「わあ!いいにおい!」
お母さんリスが焼いているどんぐりケーキを見て、
こりすのポコは自分も何かプレゼントを用意したくなります。
「あ!そうだ!良いこと思いついた!」
こりすのポコはお母さんリスに「先にいってて!」と伝えると
家を飛び出してお花畑に向かうのですが・・・?
子供たちの反応・橘感想
この絵本、実は枚数が8枚ほどしかなくて
通常の紙芝居の半分くらいしかありません。
基本的には『おばけのもっくんとねっちゅうしょうおばけ』と抱き合わせで読んでいたのですが
もっくんがしっかりとお話の量があるので、
『おたんじょうびおめでとう』を読むと、子供たちが
「みじかっっっ!!」
と言っていて、ちょっと物足りなさそうにしていましたw
でも、しょうがないじゃないか!w
時間の制約という、大人の事情があるんだもの・・・w
朝の読み聞かせは10分という時間内で読まなくてはいけないのですが
先生によっては早めに「お願いします」と教室に招かれたりして
時間がちょっと余ってしまう事もあります。
あんまり早く終わりすぎてしまうと、子供たちが少し寂しい顔をするんですよ。
特に低学年なんかは、どうする~?と言うと「よんで~!!!」と言ってくれるんです。
なので私は長めのものと超短いものを数冊用意して
時間を見ながら絵本や紙芝居を選定しています。
あとは、候補をいくつか用意して
子供たちに選ぶようにしてもらっています。
『おたんじょうびおめでとう』はどの学年に行っても
ほぼ全員の子供が選ぶんですよね。
優しいタッチのイラストと、『おたんじょうびおめでとう』という題名が
きっと子供の心を掴んでいるんだと思います。
それと、この紙芝居を読んだあとで
「おばあちゃんは何が素敵なプレゼントって言ってた?」
と聞くと、
「はなたば~!!」
ってみんな答えるんですよねw
間違ってはいないんですけど、この答え、ちょっと違うんです。
実は、オチになってしまうので言えないのですが、
おばあちゃんが今までで一番素敵なプレゼントって言うのは別のものなんです。
それに絡めて、
「大人にとって君たち一人一人は何よりの宝物なんだよ」
と伝えると、不思議そうな顔をするんですよ、子供が。
子供って意外と大人から
「あなたが大切よ」とか「一番の宝物」とか言われる機会って少ないんだと思うんです。
それが他人となるとなおさらですよね。
私はいつも絵本や紙芝居で、何を伝えたかったか、というのを大抵伝えるようにしています。
この紙芝居は、
「あなたが一番の宝物で素敵なプレゼント」
という事を伝えられるものなのではないかと思っています。
まとめ
いかがでしたか?
今回は
『おばけのもっくんとねっちゅうしょうおばけ』と
『おたんじょうびおめでとう』を紹介しました!
どちらの作品も子供に何か訴える事のできる素敵な内容だったと感じました。
橘は人と違うことがしたいタイプの人間なので
最近の読み聞かせでは基本的に紙芝居を持っていくようにしています。
「紙芝居を呼んでくれるひとだ~!!」
なんて、子供たちから認識されたいと思ったり思わなかったり・・・w
というか、広い教室で読むなら紙芝居って結構オススメだと思うんです。
後ろの席の子までしっかり見ることが出来るので。
ただ、結構読み手のスキルが問われるので、そこのところが難しいなあ、なんて思っています。
今回は紙芝居の紹介でした。
現在読み聞かせの活動をしていて
選ぶものに迷っている方への参考になればうれしいです!
この本、読んでみて欲しい!や
この絵本の子供の反応が知りたい!などありましたら
お問い合わせよりお知らせくださいね。
それではまた次回お会いしましょう~
(‘◇’)ノシ